エゴグラム 交流分析心理テスト結果

グラフの見方

CP、NP、A、FC、ACは、心の中の「五つの自分」を表しています。

CP(Critical Parent) 批判的な親の自我状態
信念に従って行動しようとする父親のような心。自分の価値観や考え方を譲らず、批判的である。
NP(Nurturing Parent) 養護的な親の自我状態
思いやりをもって他者のために世話をする母親のような心。優しく、受容的である。
A(Adult) 大人の自我状態
事実に基づいて検討・判断する大人の心。冷静で客観的である。
FC(Free Child) 自由奔放な子供の自我状態
自分の欲求・感情に従って行動する自由な子供のような心。明るく、無邪気である。
AC(Adapted Child) 順応した子供の自我状態
自分の感情を抑えて他人に良く思われようとする従順な子供の心。

一般的には、子供の頃はCPやNPが低くFCやACが高いため右上がりになり、年を重ねるとCPやNPが高くなりFCやACが低くなるため次第に右下がりとなります。日本人はNPを頂点とするタイプが多く、欧米ではAを頂点とするタイプがプラスに評価されると言われます。

診断結果

あなたの診断結果では、CPの要素が強く、Aの要素が弱いです。

CP優位

CP優位型は「頑固な石頭」タイプです。
このタイプの長所は、理想や目標を高く掲げ、道徳的で倫理観が強いことです。自分にも他人にも厳格で、責任感があります。強いリーダーシップを発揮し、秩序を維持します。人を管理し、集団を導くことが得意です。
このタイプの短所は、頑固で融通がきかず、何事にも批判的になりすぎることです。人に対して支配的、威圧的に振る舞い、厳しすぎる面があります。独断的、排他的で、偏見を持ちやすいところがあります。

A劣位

A劣位型は「あまり考えない」タイプです。大人として冷静かつ客観的に現実を評価・把握できず、混乱しやすいタイプです。パニック障害や自律神経失調症を患うケースもあります。

「V」型

葛藤パターン

両端のCP、ACが高く全体が「V」型になるエゴグラムは、自他共に否定的な発想や行動をしやすく、厭世的な人と考えられます。このパターンの人は、責任感や使命感に縛られている厳しい自分と、他人に対して言いたいことが言えない控えめな自分とが、絶えず葛藤を繰り返しているのが特徴です。